お風呂の蛇口が水漏れする時の原因と対処法

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お風呂の蛇口が水漏れする時の原因と対処法

お風呂の蛇口が水漏れする時の原因と対処法

「お風呂の蛇口からポタポタと水漏れしているけどどうやって直すの?」や「お風呂の蛇口で水漏れする原因と対処法を知りたい」といったことで困っている人は多いと思います。

お風呂にある蛇口の水漏れは、キッチンや洗面所と違って気が付きにくいとされており、水漏れの程度によっては、水道料金を見て初めて水漏れを認識することもあります。

知らぬ間に大きな損害を生みやすい「お風呂の蛇口からの水漏れ」について、水漏れ修理のプロが原因と対処法を初心者にもわかりやすく解説します。

お風呂の蛇口で水漏れする時の対処の流れ

お風呂の蛇口で水漏れする場合、復旧にかけて以下のような流れを辿るのが一般的です。

  • 止水(応急処置)
  • 蛇口の種類を確認する
  • 水漏れ箇所を特定する
  • 水漏れの原因を推測する
  • 業者に修理を依頼する

上記の流れについて解説します。

止水(応急処置)

最初の対処は「止水(応急処置)」です。具体的には、蛇口を閉める、止水栓を閉める、そして元栓を閉めるといったことが該当します。

最も確実な止水の方法は「元栓を閉める」ことです。お風呂に限らず、家屋内すべての水が一時的に停止しますが、閉めている間は水漏れ被害を食い止められます。

蛇口の種類を確認する

「蛇口の種類を確認する」ことも大切です。蛇口の種類を把握することで、水漏れの箇所や原因を特定しやすくなり、結果的に対処が円滑に進みます。

一般家庭におけるお風呂の蛇口では、以下の4種類が定番です。

  • サーモスタット混合水栓:温度および水量調整ハンドル付きで、昨今の主流
  • ツーハンドル混合水栓:温水および冷水の2つハンドルで、古い家屋に多い
  • シングルレバー混合水栓:レバーひとつで水温と水量を調整するタイプ
  • 単水栓:冷水のみが出るタイプで、昨今のお風呂ではあまり見かけない

水漏れ箇所を特定する

蛇口の「水漏れ箇所を特定する」ことも重要です。例えば、吐水口の先端や根元、さらには蛇口が取り付けられている壁などが対象になります。

元栓を閉めていると、水漏れ箇所を特定しにくいかもしれません。この場合、蛇口周辺の水気を取り除いたうえで、元栓を再び開けると特定しやすいでしょう。

水漏れの原因を推測する

次の流れとしては「水漏れの原因を推測する」ことです。蛇口のどの部分から水漏れしているかが特定できれば、自ずと根本的な原因を絞り込めます。

例えば、吐水口の先端から水漏れしているならコマパッキンの不具合、蛇口の取付部分の根元ならシールテープやパッキンの劣化といった感じです。

業者に修理を依頼する

最後に「業者に修理を依頼する」ことを検討しましょう。蛇口の水漏れは、原因を特定でき、なおかつ自分で対処できる自信があれば、直すことは可能です。

一方で、原因が特定できない、工具がない、DIYに自信がないといった場合は、速やかに業者に修理を依頼しましょう。

お風呂の蛇口で水漏れしやすい箇所

お風呂の蛇口で水漏れしやすい箇所を理解しておきましょう。これらを知っておくことで、どこから水漏れしているかを特定しやすくなります。

  • 吐水口の先端
  • 吐水パイプの根元
  • ハンドル下部
  • クランク
  • シャワーホースの接続部
  • シャワーヘッドとシャワーホースの接続部

それぞれ解説します。

吐水口の先端

お風呂の蛇口で水漏れする箇所として代表的なのが「吐水口の先端」です。吐水口の先端からポタポタと水が出てくる状態で、蛇口を閉めても水が止まらない症状が該当します。

吐水口の先端から水漏れする場合、ツーハンドル混合水栓では「コマパッキン(ケレップ)」、サーモスタット混合水栓では「切り替え弁」が原因であることが多いとされています。

吐水パイプの根元

「吐水パイプの根元」から水漏れするケースもあります。吐水口があるパイプ部分を、吐水パイプまたはスパウトと呼びますが、根元にはパッキンが使われ、ナットで締めてあることが一般的です。

パッキンの劣化や、ナットの緩みなどが生じると、吐水パイプ根元から水漏れするかもしれません。

ハンドル下部

お風呂の蛇口で水漏れする箇所には「ハンドル下部」もあります。水量を調整するハンドル根元付近から滲み出るようにして水漏れするパターンです。

ハンドル内部で使用されているコマパッキン、三角パッキン、ナットなどの不具合によって水漏れしますが、どの部品が不具合を起こしているのか特定が難しいかもしれません。

クランク

「クランク」でも水漏れすることがあります。クランクとは、お風呂の壁裏にある給水管と蛇口を繋いでいる部品(多くはL字型)のことで、接合部にパッキンやシールテープが使われています。

クランクの接合部から水漏れする場合は、パッキンやシールテープの劣化、または取り付けナットの緩みが原因かもしれません。

シャワーホースの接続部

お風呂の蛇口で水漏れする箇所には「シャワーホースの接続部」もあります。これは、水栓と接続しているシャワーホース根元部分を指しています。

接続部分のナットの緩みや、パッキンの変形、劣化が原因であることが多く、水漏れに気が付きにくい箇所と言えるかもしれません。

シャワーヘッドとシャワーホースの接続部

「シャワーヘッドとシャワーホースの接続部」も水漏れしやすい箇所です。シャワーは、ヘッドとホースが連結している物が多く、その連結部分から水漏れすることがあります。

接続部分のパッキンが痛むことや、ねじれ、サイズ違いなどが原因で水漏れするかもしれません。

お風呂の蛇口で水漏れする原因

お風呂の蛇口で水漏れする原因

お風呂の蛇口で水漏れする原因は、以下のようなことが考えられます。あらかじめ、これらの原因を知っておくことで、より早く、確実に水漏れの原因を特定しやすくなるでしょう。

  • パッキンの劣化や損傷
  • コマパッキンの劣化や損傷
  • 切り替え弁の不具合
  • シールテープの劣化や損傷
  • ナットの緩み

上記の原因について解説します。

パッキンの劣化や損傷

最も考えられる原因が「パッキンの劣化や損傷」です。具体的には、蛇口と吐水パイプの接合部や、ハンドル内部、シャワーホース接合部、そして蛇口と壁の接合部などに使用されているパッキンが該当します。

パッキンの製品寿命は約10年です。使用状況によっては変形や損傷が生じることもあるため、水漏れの原因として第一に疑うべきポイントと言えます。

コマパッキンの劣化や損傷

「コマパッキンの劣化や損傷」も原因として考えられます。とくに「ツーハンドル混合水栓」のハンドル部分から水漏れしているケースで該当します。

ツーハンドル混合水栓は、比較的古い家屋で使用されていることから、コマパッキンをはじめとする各部品が老朽化して水漏れを招いている可能性があります。

切り替え弁の不具合

お風呂の蛇口の水漏れは「切り替え弁の不具合」が原因かもしれません。切り替え弁とは、蛇口に付いている温水と冷水を切り替えるためのレバーのことです。

切り替え弁は使用頻度が高く、内部の部品が摩耗してしまうことや、緩みが起きて水漏れに繋がるパターンが多いとされています。

シールテープの劣化や損傷

「シールテープの劣化や損傷」も水漏れを招く原因です。シールテープとは、蛇口と壁の取り付け部分(クランク)の密着度を高めるために使われているテープのことで、時間の経過とともに密着度が低下することがあります。

お風呂で広く使われている「壁付蛇口(クランク管付)」と呼ばれる蛇口の根元で水漏れする場合は、シールテープが原因かもしれません。

ナットの緩み

水漏れの原因として「ナットの緩み」も考えられます。お風呂の蛇口は、クランクやスパウト、そしてシャワーホースなど、様々な部品をナットで締めています。

蛇口やシャワーの使用に伴ってナットが緩むと水漏れしやすくなるでしょう。シャワーホースやシャワーヘッドを交換した時などは気を付けるべきポイントです。

お風呂の蛇口で水漏れした場合の対処法

お風呂の蛇口で水漏れした場合、具体的な対処法は以下2つです。修理にあたっては、これらを自分でやるか、もしくは業者にやってもらうかを選択する必要があります。

  • 部品交換
  • ナットの締め直し

それぞれ解説します。

部品交換

お風呂の蛇口で水漏れした場合、そのほとんどは「部品交換」で対処します。具体的な部品交換の事例として以下のようなものが挙げられます。

  • パッキン交換
  • コマパッキン交換
  • 切り替え弁交換
  • シールテープ交換
  • 水栓交換(全体交換)

お風呂の蛇口で水漏れする原因のほとんどが「部品の劣化」です。従って、痛んだ部品を新品に交換することで水漏れは解消します。

部品交換そのものは難しくありません。しかし、どの部品が原因で水漏れしているのかの判断や、適切な部品の手配、そして確実な作業などを考慮すると、プロに依頼した方がよいと言えるでしょう。

ナットの締め直し

「ナットの締め直し」は、ナットの緩みが原因で水漏れしている場合に有用です。ナットを締め直すだけで水漏れが解消されるケースは少ないかもしれませんが、使用年数が長い蛇口ではチェックすべきポイントになります。

ナットの締め直しは「モンキーレンチ」で対応可能です。ナットが使用されている箇所で水漏れしている場合は、まずはナットを締めてみるのがよいでしょう。

お風呂の蛇口の水漏れ修理にかかる費用相場

お風呂の蛇口の水漏れ修理にかかる費用相場は以下が目安になります。

  • パッキン交換(蛇口やシャワー等):5,000円~10,000円
  • 蛇口やシャワーホース、シャワーヘッド交換:15,000円~50,000円
  • 水栓交換:15,000円~50,000円
  • ナットの締め直し等の軽作業:2,000円~10,000円

修理にかかる費用の内訳は、基本料金、作業費、そして材料費(部品代)です。このうち材料費は実費負担のため、安く抑えることは難しいかもしれません。

一方、基本料金と作業費は業者によって異なります。このことから、基本料金と作業費が安い業者を選ぶのがポイントと言えます。

業者に修理を依頼する際は、基本料金と作業費を明確に示してくれて、なおかつ競合業者よりも安いところを選ぶことをおすすめします。

まとめ

お風呂の蛇口で水漏れしたら、まずは止水し、水漏れ箇所と原因の特定が必要です。蛇口で水漏れする原因の多くは部品の劣化ですので、部品交換の対処が必要になると考えてください。

迅速かつ確実に修理するためには、地元の水漏れ修理業者に依頼するのが最善です。複数の業者で相見積もりをとったうえで検討しましょう。

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