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トイレ詰まりでスッポンがないときの7つの直し方を徹底解説!

トイレ詰まりでスッポンがないときの7つの直し方を徹底解説!

「トイレが詰まってしまったけれど、手元にスッポン(ラバーカップ)がない」という状況は、誰にでも起こり得るトラブルです。夜中や早朝など、すぐに道具を買いに行けない時間帯であればなおさら焦ってしまいますよね。

しかし、スッポンなど専用の道具がなくても、家にある身近なものを使ってトイレの詰まりを解消できる可能性は十分にあります。この記事では、スッポンがないときにトイレ詰まりを直すための7つの方法・手順と、それぞれの注意点について詳しく解説します。

スッポンがないときのトイレ詰まり解決方法7選!

トイレが詰まった際、まずは便器内の水位を確認してください。水が溢れそうな状態で作業を始めると、汚水が床に漏れ出す恐れがあります。灯油ポンプやカップなどを使い、バケツに水を汲み出して、通常時の水位程度まで減らしてから作業を開始しましょう。

また、これから紹介する方法は「トイレットペーパー」や「排泄物」など、水に溶けるものが原因の場合に有効です。スマートフォンやおもちゃなどの固形物を落とした場合は、押し込むと状況が悪化するため、これらの方法は試さずに業者へ相談することをおすすめします。

前提情報:ラバーカップ(スッポン)は百均で購入可能!

具体的な方法に入る前に、道具の調達について触れておきます。もし、近隣に100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)やホームセンターがあり、営業している時間帯であれば、ラバーカップを購入するのが最も確実な解決策です。

ラバーカップは構造が単純ながら、真空圧を利用して詰まりを強力に引き抜くための専用器具です。数百円から購入でき、その効果は他の代用方法よりも高い傾向にあります。

しかし、店舗が閉まっている場合や、すぐに家を空けられない事情がある場合も多いでしょう。その際は、以下の代用方法を順に試してみてください。

方法①|バケツで水を高い位置から流し込む

最もシンプルで、特別な道具を必要としないのがこの方法です。水流の勢い(水圧)を利用して、詰まっているものを押し流します。

【準備するもの】

  • バケツ
  • 水(またはぬるま湯)
  • 新聞紙や雑巾(飛び散り防止用)

【手順】

  1. 便器内の水を減らす
    作業中に水が溢れないよう、便器内の水が多い場合は汲み出しておきます。
  2. 高い位置から水を注ぐ
    バケツに水を入れ、腰くらいの高さから排水口の穴(水が溜まっている部分)めがけて水を注ぎます。この際、細く、かつ勢いよく水を落とすのがコツです。滝のようなイメージで、一点に集中して水流をぶつけます。
  3. 水位を確認しながら繰り返す
    一度に大量の水を流すと溢れる危険があります。排水口に水が吸い込まれていくかを確認しながら、数回繰り返してください。
  4. 水位が下がれば成功
    ゴボゴボという音とともに水位が下がれば、詰まりが解消されたサインです。最後にタンクの「小」レバーを回して、正常に流れるか確認しましょう。

この方法は、軽度のトイレットペーパー詰まりに特に有効です。

方法②|約50度のお湯を流して紙を溶かす

トイレットペーパーは本来水に溶ける性質を持っていますが、大量に流すと溶けきれずに塊となって詰まります。お湯を使うことで紙の繊維をほぐれやすくし、詰まりを解消する方法です。

【準備するもの】

  • 約45度〜50度のお湯(バケツ1杯分)
  • バケツ

【注意点:熱湯は厳禁】

沸騰したお湯(熱湯)を便器に流さないでください。便器は陶器製であり、急激な温度変化に弱く、熱湯をかけるとひび割れる恐れがあります。便器が割れると水漏れの原因となり、便器ごとの交換が必要になってしまいます。お湯の温度は、手を入れて「少し熱い」と感じる程度の50度前後を目安にしましょう。

【手順】

  1. お湯を注ぐ
    バケツに入れたお湯を、高い位置から排水口へゆっくりと注ぎます。
  2. 1時間ほど放置する
    お湯を入れたら、そのまま1時間ほど放置します。お湯の熱でトイレットペーパーがふやけ、崩れやすくなります。
  3. 水を流して確認
    時間が経過したら、バケツで水を少しずつ流して詰まりが抜けたか確認します。スムーズに流れるようなら完了です。

方法③|重曹とお酢(クエン酸)の炭酸泡で洗浄する

掃除用具として常備されていることの多い「重曹」と「お酢(またはクエン酸)」を使った化学反応による解消法です。二つを混ぜると炭酸ガス(泡)が発生し、その発泡パワーで汚れや詰まりを浮かせます。

【準備するもの】

  • 重曹:カップ1/4(約50ml)
  • お酢(またはクエン酸):カップ1/2(約100ml)
  • 45度〜50度のお湯:便器の半分程度

【手順】

  1. 便器内の水を減らす
    水が多いと反応が薄まるため、できるだけ排水口付近まで水を汲み出します。
  2. 重曹を入れる
    排水口の中に直接重曹を振りかけます。
  3. お酢を入れる
    重曹の上からお酢をかけます。すぐにシュワシュワと泡立ち始めます。
  4. お湯を注ぐ
    泡立っているところに、さらにお湯を注ぎます。
  5. 1時間ほど放置する
    そのまま1時間ほど放置し、泡と化学反応の力で汚れを分解させます。
  6. 水を流して確認
    バケツで水を流し、スムーズに排水されるか確認します。

この方法は、尿石汚れや排泄物が原因の軽度な詰まりに効果が期待できます。また、消臭効果もあるため、詰まり解消後の掃除としても有効です。

方法④|ペットボトルを加工してスッポンの代用にする

スッポンがない場合、ペットボトルを加工することで簡易的なラバーカップ(自作スッポン)を作ることができます。物理的に空気を送り込んだり引いたりして、水圧の変化で詰まりを動かします。

【準備するもの】

  • 500mlのペットボトル(炭酸用など、少し硬めのものがおすすめ)
  • カッターまたはハサミ
  • ゴム手袋

【手順】

  1. ペットボトルの底を切る
    ペットボトルの底面(下から2〜3cm程度)をカッターやハサミで切り取ります。切り口で怪我をしないよう注意してください。
  2. キャップを閉める(または外して親指で塞ぐ)
    キャップは閉めたままにするか、外して親指で飲み口を塞いで密閉状態を作ります。
  3. 排水口に差し込む
    ゴム手袋を着用し、カットした面を排水口の奥にグッと差し込みます。
  4. 押し引きする
    スッポンと同じ要領で、ペットボトルを上下に動かします。「押す」ことよりも、差し込んだ状態から「引く」動作を意識してください。引いた瞬間の吸引力で詰まりを動かします。
  5. 水を流して確認
    水が引いていく様子が見られたら、バケツで水を流して確認します。

この方法は直接便器に手を入れることになるため、長めのゴム手袋やビニール袋で腕を保護して行いましょう。

方法⑤|針金ハンガーを変形させて奥の詰まりを崩す

物理的に詰まりの原因にアプローチする方法として、針金ハンガーを使用する方法があります。これは、配管清掃に使われる「トーラー(ワイヤーブラシ)」の代用です。

【準備するもの】

  • 針金ハンガー(クリーニング店などでもらえる柔らかいもの)
  • ペンチ
  • ゴム手袋

【手順】

  1. ハンガーを加工する
    ハンガーのねじれている部分をペンチで解き、一本の長い針金状にします。片方の先端を小さく丸く曲げ(輪っか状にし)、配管内を傷つけないようにします。
  2. 排水口に差し込む
    丸めた先端を排水口から差し込み、奥へと進めます。
  3. 詰まりを探り、崩す
    何かに突き当たったら、それが詰まりの原因である可能性が高いです。無理に押し込まず、小刻みに動かしたり、回転させたりして詰まりを崩します。
  4. ゆっくり引き抜く
    トイレットペーパーの塊などが引っかかれば、そのまま引き出します。
  5. 水を流して確認
    ある程度崩した手応えがあれば、バケツで水を流して確認します。

注意点として、無理に奥へ押し込むと、詰まりの原因がさらに奥へ移動し、状況が悪化する可能性があります。手前にある詰まりを崩すイメージで行ってください。

方法⑥|ビニール袋を重ねて拳で圧力をかける

道具が全くない場合、自分の「拳」をスッポンの代わりにする方法があります。仕組みはスッポンやペットボトルと同じく、水圧の変化を利用するものです。

【準備するもの】

  • 大きめのビニール袋(ゴミ袋など)2枚以上
  • 輪ゴム(あれば)
  • ゴム手袋(あれば)

【手順】

  1. 手を保護する
    まずゴム手袋をし、その上からビニール袋を2枚以上重ねて被せます。肘の上までしっかりカバーし、水が入らないように輪ゴムやテープで手首・肘部分を固定します。
  2. 拳を作る
    手を握り、拳を作ります。
  3. 排水口に拳を入れる
    拳を排水口の穴に密着させます。隙間ができないよう、拳の形や角度を調整してください。
  4. 押し引きする
    スッポンと同様に、拳をグッと押し込み、勢いよく引きます。このピストン運動を数回繰り返します。
  5. 反応を見る
    ゴボゴボと音がしたり、水位が下がったりすれば成功です。

非常に原始的な方法ですが、密閉状態さえ作れれば意外と効果があります。ただし、衛生面には十分注意し、作業後は念入りに手を洗ってください。

方法⑦|食器用洗剤を入れて滑りを良くする

台所にある食器用洗剤には界面活性剤が含まれており、これが潤滑油の役割を果たして詰まりを抜けやすくします。

【準備するもの】

  • 食器用洗剤(中性または弱アルカリ性):約100cc
  • ぬるま湯(45度〜50度)

【手順】

  1. 洗剤を入れる
    便器の排水口に、食器用洗剤を約100cc(カップ半分程度)回し入れます。
  2. ぬるま湯を注ぐ
    洗剤が全体に行き渡るよう、ぬるま湯をゆっくり注ぎます。
  3. 20分〜30分放置する
    そのまま放置し、洗剤が詰まりの原因(トイレットペーパーや便)に浸透するのを待ちます。
  4. 様子を見る
    時間が経ったら、お湯を少しずつ足して水位が下がるか確認します。

この方法は、方法②のお湯を使う方法と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。アルカリ性洗剤であれば、有機物の分解も促進されます。

トイレ詰まりが解消しない場合は信頼できる水道業者へ連絡!

上記の7つの方法を試しても改善されない場合、以下の可能性が考えられます。

  • 詰まりの原因が「水に溶けない固形物(スマホ、おもちゃ、プラスチックなど)」である
  • 詰まっている場所が便器の奥や、排水管の深部である
  • 排水管自体に問題(木の根の侵入、勾配不良など)がある
  • マンション等の場合、共有部分の配管が詰まっている

特に固形物を落とした可能性がある場合は、自力で解決しようとすると、さらに奥へ押し込んでしまい、便器を取り外す大掛かりな工事が必要になることがあります。

数回試してもダメな場合や、原因が不明な場合は、無理をせずプロの水道修理業者に依頼するのが賢明です。早めの依頼が、結果的に費用と時間を抑えることにつながります。

トイレが詰まってしまう主な原因

トイレの詰まりを直した後は、再発を防ぐことが大切です。ここでは、トイレが詰まってしまう主な原因を4つ解説します。

トイレットペーパーの大量使用・流しすぎ

最も多い原因がトイレットペーパーの流しすぎです。
最近のトイレットペーパーは「ダブル」や「厚手」タイプなど、肌触りが良いものが増えていますが、これらは水に溶けるまでに比較的時間がかかります。

一度に大量の紙を丸めて流すと、排水トラップ(S字に曲がった部分)を通過できずに詰まってしまいます。また、海外製のトイレットペーパーの中には、日本のものより繊維が強く、溶けにくい製品もあります。

「大」で流す場合でも、一度に流す量は5メートル程度(ゴルフボール大の塊で数個分)が目安とされています。大量に使う場合は、数回に分けて流す習慣をつけましょう。

水に溶けない異物(スマホ・おもちゃ・オムツなど)の落下

トイレットペーパー以外のものを誤って流してしまうケースも少なくありません。

  • スマートフォン、携帯電話:ズボンの後ろポケットから滑り落ちるケースが多発しています。
  • おもちゃ:小さなお子様が誤って落としてしまうことがあります。
  • 紙おむつ、生理用品:これらは吸水ポリマーを含んでおり、水を吸うとパンパンに膨張します。絶対に流してはいけません。
  • ティッシュペーパー:見た目はトイレットペーパーに似ていますが、水に溶けにくい性質のため、大量に流すと詰まりの原因になります。
  • 猫砂:「トイレに流せる」と記載があるものでも、一度に大量に流すと詰まります。

これらの固形物が詰まった場合、スッポンで押し込むのは逆効果です。引っ張り出すか、便器を脱着して取り除く必要があります。

嘔吐物や食べ残しを流すことによる油分凝固

カップラーメンの残り汁や、食べ残し、嘔吐物などをトイレに流す習慣がある場合も要注意です。

食品に含まれる「油分」は、冷たい水に触れると冷えて固まります。これが排水管の内側に付着し、長年かけて蓄積されると、血管の動脈硬化のように管を狭めてしまいます。管が狭くなったところにトイレットペーパーが流れてくると、容易に詰まりが発生します。

トイレはあくまで排泄物を流す場所であり、生ゴミ処理機ではありません。食べ残しはキッチンのゴミとして処理しましょう。

タンクの水量不足や節水対策による水圧低下

トイレを流す際の水量が不足していると、汚物を押し流す力が足りず、途中で止まってしまいます。

  • 節水対策の弊害:トイレタンクの中にペットボトルやレンガを入れて、貯水量を減らす節水テクニックがありますが、これはおすすめできません。メーカーが設計した「汚物を流すために必要な水量・水圧」が得られなくなり、詰まりを誘発します。
  • タンク部品の劣化:タンク内の「ボールタップ」や「フロートバルブ」などの部品が劣化すると、正しい水位まで水が溜まらなかったり、流れる水量が減ったりすることがあります。
  • 「小」レバーの多用:トイレットペーパーを使用したにもかかわらず、節水のために「小」レバーで流すことも詰まりの原因です。紙を使用した場合は必ず「大」で流すようにしましょう。

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ご自身で解消を試みても改善しない場合や、固形物を落としてしまった場合、また自分で作業するのが不安な場合は、「水道テック」へご相談ください。

「水道テック」は、トイレをはじめとする水回りのトラブルに迅速に対応するプロフェッショナル集団です。

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  • 確かな技術力:経験豊富なスタッフが、詰まりの原因を正確に見極め、最適な方法(高圧ポンプ、ドレンクリーナー、高圧洗浄、便器脱着など)で問題を解決します。
  • アフターフォロー:修理後の保証やケアも万全です。

兵庫県で「スッポンがない」「自分でやっても直らない」とお困りの際は、無理をせず水道テックへご相談ください。

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